シンポジウム『自然資本経営を考える〜自然を消耗する時代から、経営する時代へ』

みなさんは、「自然資本」(=natural capital)という言葉を聞いたことはありますか?従来、われわれ人間は、「自然資源」(=natural resource)の恩恵を受けて、ここまで文明を進化させました。ところが、その実態は、「資源」という名の下に、多くはその代償を顧みず「搾取」に近い形で自然を勝手気ままに利用するだけ利用してきました。この状況に一石を投じたのが、1999年に出版された’Natural Capitalism: Creating the Next Industrial Revolution’ でした。(日本での訳本がでたのは2001年『自然資本の経済 -「成長の限界」を突破する新産業革命』)この中で著者のポール・ホーケンやエイモリー・ロビンスは、従来の経済主義の見直しと、地球環境と人間社会の関係性の理解と認知こそが、未来への持続性を高めるとの見解を表明します。この考え方は、勝手取り放題な「自然資源」ではなく、取ったままにしないで生態系の在り方と存続を大きく考慮した上で使っていこう、共生していこうとする、「自然資本」という言葉に集約されていきます。しかし、勿論新しい呼び名が出来たから全てが解決する訳ではないですし、今後もより一層、この言葉と共に人間の生き方そのものが、現状から変わっていかなければならないというのが、この本や言葉に元々込められた想いです。
さて、この本が出版されてから、15年目を迎える今年の4月に京都大学で、あるシンポジウムが開催されました。その名も『自然資本経営を考える〜自然を消耗する時代から経営する時代へ〜』。僕らabovoは、このシンポジウムのウェブサイトや記録映像を担当しました。非常に興味深い講演者の方たちのお話が、youtubeでご覧になれます。どうぞ、未来の世界をそれぞれが思い描きながら、「自然資本」について考えてみてください。もしかしかたら、何かのヒントが見つかるかもしれません。  by  三上雄己
http://l-e-d.info/

シンポジウム記録映像はこちらから:
http://www.youtube.com/user/kyotosymposium

シンポジウムイントロダクション映像:

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